酵素玄米と発芽玄米。よく似たネーミングなので「一体何が違うの?」と混乱してしまいますよね。中には、両者の違いに気が付かず、同じものだと誤解していた方もいるでしょう。
念のため申し上げますが、酵素玄米と発芽玄米は、全くの“別物”です。今回は、両者の違いを比較しつつ、酵素玄米の新たなステージ「なでしこ式酵素玄米」の魅力を紹介します。
目次
酵素玄米と発芽玄米、両者の違いとは
「酵素玄米」と「発芽玄米」、そしてよく似た存在である「酵素米」。それぞれの違いは以下の通りです。
酵素玄米 | 雑穀+玄米 | 小豆などの酵素を持つ雑穀と玄米に塩を加えて炊飯し、寝かしたもの |
発芽玄米 | 玄米+発芽 | 炊飯前に玄米を発芽させ、発芽玄米にしたもの |
酵素米 | 雑穀+白米 | 小豆などの雑穀と白米をブレンドして炊飯したもの |
酵素玄米とは小豆や大麦など豊富な酵素を持つ雑穀と健康に良い玄米をブレンド炊飯したものであり、発芽玄米とは玄米を発芽させてから炊飯することで、栄養価を高めた食品です。
最近では手軽さを重視した「酵素米」という食品も登場しているのですが、こちらは通常の白米に小豆や大麦などの酵素雑穀を混ぜたもの。スーパーやデパートでも、お米とのブレンド用雑穀が販売されているんですよ。
酵素玄米を徹底解説!作り方から性質まで
酵素玄米と発芽玄米は、それぞれ栄養価が異なります。両者の違いを正しく理解して、美容や健康に取り入れていくことは、健康な食生活を過ごす基本です。
酵素玄米の作り方
酵素玄米は、玄米と酵素雑穀をブレンドした食品。白米と(好みの量の)雑穀、少量の塩を炊飯器に混ぜていれるだけですから、炊飯までに時間がかかる発芽玄米と比べて、とても手軽な点がメリットです。
また、酵素玄米で使われる玄米は、「寝かせれば寝かせるほど味が増す」点が特徴。炊き上がりを食べてもおいしいですが、数日おいてから口にすると、その独特の味わいが楽しめます。
酵素玄米のメリット
酵素玄米の主なメリットは美容効果やダイエット効果など、複数の効果を“自由自在に調整できる”ところです。
例えば、玄米と小豆を配合して酵素玄米を作ることで、玄米が持つビタミンやミネラルが肌の艶を明るくする効果に、小豆などの雑穀に含まれる豊富な食物繊維やサポニンの力が加わります。すると、このようにして作られた酵素玄米は、免疫力の向上や血行の促進効果など、複数の美容・健康効果をもたらします。
酵素玄米は飽きにくい
酵素玄米は玄米と雑穀の配合バランスを調整することで、味や栄養、触感に変化をつけることができるので、毎日食べても飽きにくい点もポイントです。
一般的には小豆や大麦などの雑穀が使われますが、より美容効果の高いを持つ赤米や黒米、美肌成分として知られるハトムギ、アンチエイジング効果が高い黒豆など、多種多様な雑穀を好みで取り入れることで、自分だけのオリジナル酵素玄米が楽しめます。
よく使われる雑穀と効果一覧
小豆 | ビタミンやミネラルが豊富。美容効果に冷え性改善など。 |
大麦 | ビタミンB1やナイアシンが豊富。繊維質が多く整腸効果が高い。 |
黒米 | ポリフェノールや各種ビタミン、鉄分を含む。美肌効果が高い。 |
赤米 | カルシウムやマグネシウムなどミネラルが白米の数倍。美肌、アンチエイジング。 |
ハトムギ | 美肌雑穀。良質なタンパク質や脂肪、ビタミンなどが豊富。 |
ソバの実 | 植物性のタンパク質と脂肪、ルチンなどを多く含む。血行促進効果。 |
黒豆 | タンパク質やアミノ酸、サポニンなどを含む。 |
高キビ | 多くのミネラルを含む雑穀。アンチエイジングに非常に高い効果。 |
酵素玄米をより美味しく食べるための3ポイント
酵素玄米は、扱い方次第でいろいろな味わいを楽しめます。より美味しく食べるための3つのポイントをご紹介するので、是非試してみて下さい!
1. 玄米を研ぐときは“軽く”でOK
玄米の研く時は、「ゴミやもみ殻を落とす程度」に2~3回軽く研ぐよう心掛けましょう。
白米を研ぐ際はとぎ汁の色を気にして何度も行う方もいらっしゃいますが、玄米の場合は濁ったとぎ汁がでないので、少ない回数で十分です。白米と比べて使う水を減らせるので、環境にも経済的にも優しいんですよ。
2. 食べるときは、3~4日寝かせる
酵素玄米の作り方の項目で多少述べましたが、酵素玄米は寝かせることでその味をどんどん増して行きます。2日も経つと黄色く固くなり、味が落ちていく白米とは全く別物ですよね。
酵素玄米の最もおいしい時期は3日目~4日目あたりと言われており、これくらい寝かすと理想的です。もちろん、食べること自体は1日目からできますから、いろいろ試して好みの味を見つけることも、酵素玄米の楽しみ方。
ちなみに、保存性にも優れていて、5日以上経過しても腐ることはありません。※ただし、7日目以降は発酵が進みにおいがきつくなるので、一般的には6日以内には食べることをオススメします。
3. 冷凍保存もOK
酵素玄米も、白米と同じように冷凍保存が可能です。解凍も白米同様に、電子レンジなどで手軽に行うことができるんです。
酵素玄米に含まれるGABAは140度ほどまで加熱すると破壊されてしまいますが、解凍処理程度の時間であれば完全に失われることはありません。
解凍すると水分が若干失われてしまうので、チャーハンやドライカレーにはぴったりの食材ですよ。
究極の健康食!発芽玄米+酵素雑穀のなでしこ式酵素玄米
酵素玄米と発芽玄米はいずれも人の体にとても良い食品。ところが、更に効果の高い穀物食品最高の健康食があるとしたら、どうでしょう。
実はそんな夢のような食品こそ、発芽玄米と酵素雑穀を同時に取り入れた「なでしこ式酵素玄米」です。
なでしこ式酵素玄米の実力
なでしこ式酵素玄米は、まさに発芽玄米と酵素雑穀の“良いとこ取り”を果たした食品でです。
酵素玄米をそのまま炊飯せず、発芽玄米へと成長させてから炊飯を行うことで作ります。お陰で、発芽玄米が持つGABAやPSGの含有量はそのままに、酵素雑穀が持つサポニンや食物繊維を効率的に取り入れる事が可能です。
また、後述する加圧効果の影響で、味や食感は酵素玄米のふっくらもちもち感を大きく上回る仕上がり。美味しさにかけてもまさに最上級。寝かせれば寝かせるほど夢のような食べ心地を引き出せます。
なでしこ式酵素玄米は、酵素玄米を上回る完全食として注目を集めており、美肌効果や美容効果はもちろん、健康的で良質なダイエット効果も与えてくれます。玄米を発芽させているので「玄米毒」の不安もなく、安全安心の“パーフェクトフード”と言えるでしょう。
なでしこ式酵素玄米の作り方
なでしこ式酵素玄米の作り方は多少複雑です。まずは通常の発芽玄米を作り、以下の手順を取りましょう
- 軽く濯いだ発芽玄米(約600g)に玄米酵素ブレンド (雑穀を大さじ6)と塩(小さじ2分の1)を入れ、水1,000mlを加えます。
- 泡だて器でゆっくりと右回りに8分かき回し、圧力鍋に移し替える
- 強火で火にかけて、圧力がかかたころに弱火~中火にして、20~25分程度炊飯する
- 炊き上がったらコンロから下して、減圧されるまでじっくり蒸らす
- ごはんをふっくらとかきまぜる
- ご飯を炊飯器に移し、保温ボタンで3~4日熟成させる(1日1回かきまぜる)
- ふっくら熟成された「なでしこ式酵素玄米」の完成
なでしこ健康生活なら「なでしこ式酵素玄米」が簡単にできる!
ここまで紹介してきた「なでしこ式酵素玄米」。普通の炊飯器で作るにはちょっと手間がかかると感じた方も多いのではないでしょうか。長く続けるほどに効果が出てくる、パーフェクトフードのなでしこ式酵素玄米。諦めるには惜しいですよね。
そんな方にオススメの炊飯器が、発芽玄米炊飯器「なでしこ健康生活」です。
なでしこ健康生活は、発芽から炊飯まで全自動。ワンタッチで食べる直前まで炊き上がる素晴らしい炊飯器です。もちろん、なでしこ式酵素玄米もらくらく製作。通常の炊飯器よりもずっと高い圧力で炊飯してくれますから、“圧力鍋で炊く必要がない”点もポイントです。炊飯が終わると、発芽玄米に最も適した環境で保温熟成を行います。
つまり、「発芽、加圧、炊飯に熟成」全てを1つでまかなえちゃう炊飯器が「なでしこ健康生活」なのです。あまりにも便利なので、使った人の多くが「手放せない!」と大絶賛しています。
最後に
発芽玄米と酵素玄米の違い、ご理解いただけたでしょうか。発芽玄米と酵素玄米は、味や食感はもちろん、含まれる栄養価が全く異なる点がポイントです。
また、「発芽玄米+玄米酵素ブレンド」という夢の組み合わせを実現した「なでしこ式酵素玄米」も外せません。発芽玄米以上に手間がかかるのがデメリットですが、発芽玄米炊飯器「なでしこ健康生活」を使えば普通の炊飯と同じ感覚で作れます。
なでしこ式酵素玄米は、発芽玄米と酵素玄米のどちらを比較しても、栄養価はもちろん、味も食感も全てにおいて“一段上”の品質です。真のパーフェクトフードである「なでしこ式酵素玄米」、ぜひ今日からはじめてみませんか?