発芽玄米のカロリーは?玄米・白米とのカロリー徹底比較

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

“玄米を超える栄養食”として知られる「発芽玄米」ですが、ダイエット中の方にとって気になるのはやはり“カロリー”ですよね。

豊富な栄養素が体に良いのは分かるけど、その分摂取カロリーが増えてしまうのでは?と心配な気持ちを抱えている方も多いかもしれません。

今回は、発芽玄米のカロリーに着目し、白米との比較を行ってみたいと思います。

そもそもカロリーとは

「カロリー」とはエネルギーの単位を示す用語の1つであり、「1kcalは 1ℓの水の温度を1℃上げるために必要なエネルギー」と定義されています。人間はカロリーが無くては、肉体的な体力はもちろん思考力も減退し、また精神的に不安定な状態に陥ります。

低カロリーにこだわるのは危険

カロリーは特にダイエットで敵視される存在です。確かに、高カロリー食品が肥満の原因となる一面を持つ点は否定できませんが、極端に低カロリーにこだわった生活を続けていると、体にも良くありません。イギリスでは、極端な低カロリー生活で死亡した女性もいるくらいなんですよ。

カロリーと栄養は別物

ダイエットや生活習慣病の予防、つまり“健康増進”という視点で注意するならば、「カロリー」と「栄養」は別物だと覚えておくと良いでしょう。

カロリーが多い食品は栄養満点というイメージがありますが、高カロリー食品でもビタミン等の栄養が低い食品はいくらでもあります。また、逆に少ないカロリーの食品でも栄養満点と言うケースも珍しくありません。

健康に生活を送るためには、それぞれのカロリーと栄養のバランスを考慮して食事を摂る事が大切です。

発芽玄米のカロリー

発芽玄米 165kcal
玄米 165kcal
白米 168kcal
食パン 264kcal
ぶどうパン 269kcal

※すべて100gあたりのカロリー

発芽玄米に含まれているカロリーは、100gあたり約165kcalです。玄米100gが同値の165kcal、白米が若干高く約168kcalですから、発芽玄米は白米よりも若干低いカロリーの食品であることがわかります。

健康に良い事で知られる発芽玄米ですが、カロリー自体は他のお米とあまり大差ないようです。

ちなみに、日本人のもう1つの主食であるパン類は、食パンが100gあたり264kcal、ぶどうパンなら269kcalとなっています。ご飯とパンでは食べる重さが異なるので一概に言えない部分もありますが、単純に同じ重量比較するとこのような数値となります。

カロリーだけで判断してはダメ!GI値を比較しよう

血糖値の上昇度を測る「GI値」とは

GI値とは、正式名称をGlycemic-Index(グリセミック・インデクス)と読み、その食品の血糖値の上がり具合を示す数値として、幅広く使われています。GI値が高いほど血糖値が上がりやすい(太りやすい)食品であり、低ければ低いほど血糖値の上昇が控え目な食材だと判断する事ができます。

血糖値の上昇はインスリンと呼ばれる物質の分泌を促すのですが、インスリンが過剰に分泌されると脂肪の分解が抑制され、肥満リスクや生活習慣病のリスクが向上する事で知られています。そのため、健康を意識する際にはカロリーと並んで重視して行きたい数値です。

発芽玄米のGI値はどれくらい?

さて、各主食のGI値を比較してみましょう。

  • 白米:84
  • 玄米:56
  • 発芽玄米:51
  • 食パン:95

GI値は一般的に70以上が高値領域、55以下が低値領域と考えられています。私たちが普段口にする白米や食パンやいかに太りやすく、血糖値を引き上げる食品であるかを、ご理解いただけるのではないでしょうか。

発芽玄米はGI値がとても低いので、相対的に太りにくい食べ物だと言えます。カロリーは白米とほとんど変わらなくても、実際に健康に良いのは断然発芽玄米なんですよ。

発芽玄米の隠れた実力!

発芽玄米は食感良好、栄養満点!

発芽玄米の最大の特徴は、その豊富な栄養素と白米同様の見事な食感です。発芽玄米は白米と比べて、食物繊維は約6倍、ビタミンやマグネシウムは約5倍も豊富に含んでいます。また、タンパク質や脂質といった体を作るのに欠かせない栄養素も、全体的に白米より優れているので、老若男女問わず体にとても良い食べ物です。

従来、玄米は粉っぽさやパサついた食感がひどく、食べ辛さばかりが目立ち消化不良の原因となっていました。しかし、発芽玄米は意図的に玄米を発芽させる事で消化不良の原因物質を無毒化し、もちもちふっくらとした食感を生み出しています。

食べやすく、栄養も豊富。発芽玄米が「玄米を超える完全食」と呼ばれる所以です。

おかずを減らしてカロリー抑制!

皆さんは、ご飯を食べる時にどれくらいおかずを作りますか?

1日に必要な栄養素を補うためには、主菜に副菜、付け合わせなどたくさんのおかずを、バランスよく食べる必要がありますよね。ところが、前述したように発芽玄米は白米より低いカロリーでありながら、白米よりも豊富な栄養素を含んでいます。したがって、白米の時よりもおかずの数を減らす事で、不要なカロリーやGIの摂取を抑える事ができるんです。

これは、ダイエットや生活習慣病の予防に大きな効果を発揮します。白米から発芽玄米に切り替えるだけで、1日の不要なカロリーを大幅に抑制できるでしょう。

発芽玄米の欠点を「なでしこ健康生活」で解決!

発芽玄米の唯一の欠点は、発芽させるまで炊飯ができない点です。

発芽玄米を作るには、新鮮な玄米を水に晒して時間を置き、ある程度芽が出るまで待つ事となります。しかも、発芽させ過ぎてしまうと栄養価が大きく下がるので、ある程度の根気が必要です。ところが、「なでしこ健康生活」を使えば、この問題はきれいに解決します。

「なでしこ健康生活」は発芽から炊飯までを全自動で行う炊飯器なので、上記のような手間や失敗はあり得ません。誰でも簡単に、栄養満点のベストな発芽状態の発芽玄米を楽しむ事ができるんです。手間いらずに栄養満点の食生活を楽しむなら、「なでしこ健康生活」で決まりです。

最後に

発芽玄米はそれ自体のカロリーは、白米と大差ありません。しかし、発芽玄米が持つ豊富な栄養素とGI値の低さは、実質的に食卓に並ぶメニューの栄養はそのままに、カロリーを抑える働きをしています。

「玄米を超える栄養食」の発芽玄米、今日からはじめてみませんか?

発芽玄米炊飯器人気の3機種を徹底比較


  • このエントリーをはてなブックマークに追加